ベルリンのユニクロで

Photo: Men's Individual Fashion
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 ユニクロのことは上海ですでに知っていた。上海には世界最大規模の旗艦店がある。ちょうど私が北京から引っ越すとき、三里屯にも店がオープンした。ユニクロは現在、ヨーロッパでも店舗を拡大している。先日、ベルリンに住むJohannesという友人と彼の妻のもとを訪ねた(行こうと思いながらもずっと先延ばしにしていた)のだが、何をするか話し合った際、彼は、ベルリンの中心部に新しくできたユニクロに行きたいとのことであった。


私たちは、結婚祝いのシャンパンを買いにKaDeWeに行く前に、ユニクロに立ち寄ることにした。Ku’dammの近く、Tauentzien通りに立地するこのユニクロは、地下1階から地上2階までの3層で、ちょうど1年前にオープンした。売場面積は2700㎡でヨーロッパ最大である。着くまでの間、ユニクロの発音を練習していたら、通りすがりの人たちに笑われてしまった。最近、ある日本人男性と知り合ったのだが、その際に彼から日本語での正しい発音を教えてもらった。(おそらく私は第一音節のアクセントの置き方を変えないといけない。)

Photo: Men's Individual Fashion
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日本式の秩序:シャツもズボンも、すべて整然と


写真を撮ってもよいかどうかドアマンに尋ねると、彼は顔をしかめた。というのも、店のなかは大変混雑していたからだ。だがそれにも関わらず整然としている店内に、私は非常に驚いた。店のあちこちでスタッフが商品の整理をしている。ユニクロの店舗構想には整然というものがあるのだ。


そして、日本人の女性マネージャーに改めて写真撮影の許可を伺ったのだが、このとき私はちょっとした、異文化間ゆえのミスを犯してしまった。許可をもらった際に、握手をしてしまったのだ。ここのユニクロには日本人が多く働いている。東アジアにいたときの経験から、軽くお辞儀をする方が適切であるだろうことに気付くべきであった(ただ小柄な彼女に対して巨人のようであった私としては、会釈というものがしづらい状況ではあった)。しかしとりあえず、写真撮影の許可を得ることはできた。


店のなかはとても広く、また明るい。シャツの品質が気に入った。パーカーやTシャツなどほとんどの商品において、カラーバリエーションが豊富である。特にアジアっぽさを感じたのは、「UT」というカラフルなTシャツだ。1200もの種類がある。

Photo: Men's Individual Fashion
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 他店と同一の価格

 

上海と比べて、価格の違いは感じられなかった。ここベルリンでも、生デニムのジーンズは40ユーロで、中国で馬鹿みたいに買ったTシャツも、同じくらいの手頃な値段であった。唯一残念に感じられたのは、店内に障害者用トイレ以外のトイレがなかったことである。親切な日本人男性が、近くの公衆トイレの場所を教えてくれた。


 

ベルリンのユニクロでは、他のユニクロの店舗と同じ価格で、さまざまな色の洋服を手に入れることができる。ユニクロはここに、皆が最高に楽しむことのできる、最高な店をオープンしてくれた。